高血圧症と食事のバランス

高血圧症で一番大切なのは食事療法と運動療法による改善です。ここでは食事療法について詳しく解説しています。日々の食事の改善から高血圧の原因を見直し、それでもどうしても血圧が下がらない時は降圧剤の使用も考えましょう。

高血圧による動脈硬化リスクを抑える果物はなに?

高血圧には動脈硬化リスクがあります。高血圧が原因で血管への負担が大きくなることが理由です。なぜ、高血圧で動脈硬化リスクが高まるのでしょうか。

高血圧が原因となる動脈硬化は、血管にかかる負担を抑えるために血管が厚くなることにより血管内部が狭くなってしまい、血管内の血流が減ってしまうというメカニズムです。血液量が減少したことにより体内へ必要な血液を送り出すために心臓や血管に負担がさらに大きくなり、高血圧になるという悪循環が起きます。そのまま放置しておくと心筋梗塞狭心症などの心疾患、脳梗塞や脳卒中などの脳疾患、他にも腎臓や目にも突然重篤な症状が起こることがあります。
動脈硬化リスクを抑えるには食生活の改善が必要ですが、リスクを抑える食材として優秀なものが、果物です。果物は生で食べるため、他の食材に比べて調理の際に栄養素が壊れたり損失してしまうリスクが低いのです。

果物には、動脈硬化予防に効果があると言われているペクチン、血管の抵抗力を高めるビタミンC、抗酸化作用により細胞の老化を活性化させる活性酸素の動きを低下させるβカロチン、血管壁を上部にしてくれるルチンなど、高血圧と動脈硬化の予防と改善に役立つ成分がたっぷり含まれているのです。
手軽に食べられる果物では下記のようなものがあります。

・ペクチン リンゴ・イチジク・キウイなど
・ビタミンC キウイ・イチゴ・レモンなど
・βカロチン みかん・スイカなど
・ルチン みかん・イチゴ・グレープフルーツなど

ビタミンCと一緒にルチンを摂るとビタミンCの吸収を助けると言われているので、カットフルーツなどで組み合わせて食べるのも良いでしょう。

高血圧と動脈硬化リスクを抑えてくれる果物ですが、食べすぎると加糖の摂りすぎになる恐れもあります。適量の摂取を心がけ、心配なことがある場合には医師に相談するようにしてください。