高血圧症と食事のバランス

高血圧症で一番大切なのは食事療法と運動療法による改善です。ここでは食事療法について詳しく解説しています。日々の食事の改善から高血圧の原因を見直し、それでもどうしても血圧が下がらない時は降圧剤の使用も考えましょう。

高血圧症の食事療法レシピ

現在多いといわれている生活習慣病の発症には、大きく高血圧も関係していると考えられます。高血圧の状態が長く続くことによって、血管に大きな負担がかかり、体内の血管が破れてしまって、あらゆる病気の発症の原因ともなります。そこで、高血圧を改善するために、食事療法を取り入れるということが重要になってきます。食事は毎日するものですから、少しでも食事メニューを変えるだけでも、かなりの効果をもたらす可能性があります。では、高血圧の食事療法はどのようなレシピが最適なのかというと、大まかに言うと和食が最適であると考えられます。高血圧になる原因の一つに、動物性脂の取り過ぎという問題がありますが、和食であれば動物性の脂はほとんどないので、血圧にも良いということがいえます。レシピとしては、例えば焼き魚とご飯、味噌汁、煮物などに納豆などを取り入れれば、非常にバランスの取れた食事療法のレシピということになります。高血圧には、バランスの良い食事が重要であり、炭水化物、たんぱく質、ビタミンやミネラル、食物繊維などが必要とされます。上記に挙げた、和食のメニューであれば、これらの栄養をバランスよく摂取することができます。また、ほとんど動物性の脂も在りませんし、血液をきれいにする効果のある栄養を豊富に体内に取り入れることもできます。ただし、注意点としては、お味噌汁の塩分は控えめにするということと、他にも調味料の塩分を控えめにすることなどが大事になってきます。お味噌汁に関しては、最近では減塩の味噌などもありますから、簡単に減塩味噌汁をつくることができます。調味料に関してはしょうゆには塩分がかなり含まれているので、使いすぎには注意が必要になってきます。

高血圧の食事指導を受けるには?

高血圧の人の食事で大切なのは、体重の管理と減塩です。

体重が多すぎる人は減量することで、血圧も下がります。
体重が1kg増えると血管の長さも1m増えるといわれています。血管の長さが増えるとその分たくさんの血液を体内に送り込まなければいけなくなるので、血圧も高くなるのです。

高血圧で体重が多すぎる人が食事指導を受ける時は、できるだけ詳しく、食べたものの名前と量を記入した食事記録を栄養士に見せる事が重要です。
食事記録を見ることであなたの食べ方の癖がわかります。そこから肥満の原因となっているものを見つけ、改善していく事が大切です。

おやつにメロンパンを1個を食べたのであれば、パン、少しと書くのではなく、メロンパン1個、と書くほうがベターです。
あなたにとってはメロンパン1個は少しかもしれませんが、栄養士から見ればたくさんの量で、約400Kcalもあります。
また、パンだけの記入の場合、食パンなのか蒸しパンなのかメロンパンなのかわかりません。
食パンなら6枚切り1枚で160Kcalですので、メロンパン1個と比べるとカロリーに大きな違いがあるのです。

最近は、袋の裏などにカロリーや重さが書いてありますので、それを転記すると、さらにベターです。

また減塩をする際も、食事記録は詳しく記入されていると、より的確な食事指導が行えます。
ソースやケチャップ、醤油などの調味料を使った場合は、忘れずに記入しましょう。できれば大さじ1杯などと目安量も記入していれば、1日におよそどれくらいの塩分を取っているのかまで詳しく判ります。
漬物など、ちょっとつまんだものも忘れずに記入して下さい。

大きな病院では、栄養士がいて栄養指導室がありますので、主治医に申し出れば、高血圧の食事指導が受けることができます。
クリニックなどで栄養士がいない場合は、保健所や保健センターに問い合わせましょう。指導日を設けているはずです。

高血圧のためにカリウムを摂れる食事を

若い頃は全く気にならなかったけれど、年齢を重ねた事で「高血圧」が気になり始めたという方も、少なくありません。
男性・女性問わず悩んでいる方が多い高血圧ですが、そのまま放置していると大きな病気の、引き金となってしまうケースもある為注意が必要です。

血圧が長い状態が続くと、血管にダメージが加わります。
この事で脳出血や脳梗塞、くも膜下出血といった脳の病気や、心筋梗塞に狭心症といった心臓に起こる病気の、発症リスクが上昇するのです。
これらの病気は命の危険も脅かす、怖い病気です。
ですので、健康診断などで血圧が高めと言われた方は、早めに対策を行いましょう。

高血圧対策として、基本となるのが「食生活の見直し」です。
特に塩分の多い食事は、控える必要があります。
塩分が多い食事は、血中のナトリウム濃度を上げる原因です。
ナトリウムの濃度が上昇すると、体はそれを薄めようとして血管内の水分量を増やします。
すると、血管に圧力がかかり、血圧が上がってしまうのです。

高血圧対策としては、1日に塩分量を6グラム未満に抑えようと言われています。
6グラム未満の塩分摂取量だと、今まで濃い味付けになれてきた方は、かなり薄味に感じてしまうでしょう。
食生活の見直しは長く続ける為にも、いきなり行うのではなく、徐々に塩分量を減らしていき、薄い味付けになれる事が大切です。

この時、活用したいのがカリウムの多い食材です。
カリウムはナトリウムの排出を、手助けしてくれる成分と言われています。
カリウムの多い食材を意識して料理に取り入れる事で、無理なく高血圧対策が行えるでしょう。

カリウムの多い食材としては、バナナやアボカド、納豆やジャガイモなどが有名です。
アダラートで高血圧治療